のぼり旗でお客さんの購買意欲をくすぐる考え方として有効なのが、デザインにそれぞれ目的に合った効果的な色を使うという点です。
例えばのぼり旗でよく使用される色として赤系や黄色系、そして青系等が挙げられます。
赤系には情熱的や活動的、力強さやお得感といった特徴があり、さらにお客さんを刺激するので業種に関わらずもっとも使われる頻度が高いです。
また黄色系には幸福や明るさ、好奇心や向上心に活発さ等のイメージがあり、他にも注意や警戒を示す色でもある為、交通標識等見た人の注意を促す時によく使われています。
そして青系には信頼や誠実さ、リラックスや知性等のイメージがあります。
その為、誠実さや信頼度を表したい時に使うと有効です。
こうした色は、のぼり旗を設置する場所によってもイメージが変わってくるので注意が必要です。
赤や黄ののぼり旗はたしかに目立ちますが、赤い建物の前に置いてしまうと景色と同化してしまい目立ちません。
同じく緑や青系ののぼり旗も、緑が多い場所に立てると歩いている人に素通りされてしまいます。
その為効果的な色を使うのは良いですが、どこに立てるかという事もあわせて決めていくと良いです。
のぼり旗をおしゃれにするコツとは
のぼり旗でお客さんの購買意欲をくすぐりつつ、なおかつおしゃれなデザインにする場合どうすれば良いかというと、
いくつかポイントがあります。
まずのぼり旗に文字や情報を詰め込み過ぎないという点です。
どうしても格好良くスマートにしたいからといって、文字や情報をこれでもかと詰め込みたくなるのは理解できます。
しかしごちゃごちゃさせればさせるほど情報量は多くなり、おしゃれさも消え失せてしまうので、なるべく短く、そして簡潔にまとめるという事を心掛けると良いでしょう。
またロゴや画像をのぼり旗に入れる場合は、バランスに気をつけるというのも重要です。
特に画像を入れる場合は、どんなものを入れるかという選択もかなりセンスが問われます。
近年ではスマートフォンやデジタルカメラの性能も上がっている為、自分で撮ったものを使うという選択肢もありますが、よほどセンスに自信がない限り無料で使えるフリー素材を使った方が良いです。
フリー素材はインターネットで検索すれば沢山出て来るので、その中から選んだ方がより良く仕上がる可能性は高くなります。
他にも複数の色を多用しすぎないという事も重要です。
沢山の色を使ってしまうと、逆にごちゃごちゃしすぎてしまうので、数色程度で抑えるとまとまり良く仕上がります。